AISpectの結果確認修正機能(ベリファイ機能)は、OCRの読み取り結果を確認・修正するための機能です。
ExcelのようななUIで結果を一覧表示し、画像と見比べながら修正することを目的としています。
結果確認修正機能の特徴
1. 「紙」と「結果」を見比べて確認
AISpectでは以下のように画面が構成されています。
- 右:元の帳票(PDFなどの画像データ)→プレビュー
- 左:読み取り結果(表形式)
この構成により、従来の紙業務と同じように
- 帳票を確認
- 結果を確認
- 必要に応じて修正
という作業をそのまま再現できます。
2. Excelのように直接修正可能
読み取り結果は、Excelと同じように直接編集できます。
- セル単位で修正
- セルのコピー&ペースト
- 一括コピー&ペースト
- 行・列の追加&削除
- 範囲置換&一括置換
これにより、専用の入力フォームを使う場合と比べて、
大幅に作業時間を短縮できます。
結果確認修正機能の使い方
1. OCR実行後、結果を確認
読み取りが完了した帳票に対し、処理状況をダブルクリックするか、確認修正の一覧から確認ボタンを押下することで画面が起動します。
2. 帳票と見比べて修正
プレビューを確認しながら、左側の表を修正します。
- 異なる値があれば直接編集
- 不足している情報があれば追記
- 複数セルコピーなどExcelに近い操作が可能
- 列ヘッダー、行ヘッダー上で右クリックすることで、列や行の追加と削除が可能
3. プレビュー画像の調整
プレビューは以下の操作で調整が可能です。
拡大縮小:マウスホイール
位置調整:マウスドラッグ(クリックしたまま動かす)
4. 修正完了後に出力
確認・修正が完了したら、保存して完了するボタンを押下することでデータを出力します。
(読み取り設定でデータ出力を「確認前に出力する」を選択した場合、上書きするかどうかのメッセージが表示されます)
5. 一時保存
途中で作業を中断する場合は、一時保存ボタンで保存することで、画面を終了しても、再度作業を再開できます。
結果確認修正機能の運用
AISpectでは、結果確認修正機能の利用方法を選択できます。
1. ベリファイなし
読み取り設定で「ベリファイ機能を使用しない」に設定
- OCR結果をそのまま出力
- 迅速な処理に向いています
2. ベリファイあり(任意)
読み取り設定でデータ出力を「確認前に出力する」に設定
- 必要に応じて確認・修正
- 精度と速度のバランスを取る運用
3. ベリファイ必須
読み取り設定でデータ出力を「確認後のみ出力」に設定
- ユーザーによる確認後のみ出力
- 高精度が求められる業務に適しています
複数人で作業を行う場合
読み取り設定の作業フォルダにネットワークパスを指定することで複数名で処理することが可能です。
排他制御について
他ユーザーが作業しているデータを開いた場合、確認メッセージが表示されます。
作業を継続する場合は、はいを選択してください。
※ 作業中に突然パソコンがシャットダウンしてしまった場合も同様のメッセージが表示されます。
フォルダ構成
結果確認修正機能に用いられるデータは物理的なフォルダによって管理しています。
フォルダ構成は以下の通りです。
処理済みを戻す場合
Processed フォルダー内の該当フォルダを作業フォルダ直下に戻すことで処理前に戻すことが可能です。
データの削除について
これらのデータは読み取り設定で指定したデータ保持期間を過ぎると
未処理、処理済みのどちらもデータ削除されます。
そのため、データを保持したい場合は、データ保持期間を 「0(ゼロ)」に設定 してください。
※ データ削除はAISpect起動時に実行されます。