置換設定とは
置換設定は、OCRの読み取り結果を指定したルールに基づいて置き換える機能です。
会社名の表記ゆれ補正や、文字列からコード値への変換などを自動で行えます。
プロンプト毎に設定でき、客先品番を社内品番に置き換える変換マスターとしての用途と、
AIの誤読パターンを登録し読み取り精度を向上させるための2つの用途で利用できます。
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例1:社名の置き換え … (株)あさひ → 株式会社あさひ
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例2:品番の置き換え … 98271A → ZA-0002
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例3:誤読の置き換え … A8117→AB117(数字の8をアルファベットのBに補正)
※ 本機能は 生成AI機能のみ で利用できます。
置換の設定方法
置換設定画面の表示方法
生成AIの画面から 置換設定 を選択します。
置換設定
項目番号について
項目番号は、プロンプトで指定した抽出順を表します。
置換処理は、この項目番号をもとに適用対象が決まります。
例
生成AIのプロンプトで、以下の順番で抽出するように指示した場合
# 項目
日付
取引先名
金額
この場合の項目番号は以下のようになります。
日付 ➡ 1
取引先名 ➡ 2
金額 ➡ 3
置換設定では、この番号を「項目番号」に入力してください。
置換設定の各項目
1. 項目番号
・置換対象とする項目の番号を指定します
・プロンプトで指定した抽出順と一致している必要があります
2. 変換前
・OCRで読み取られた文字列のうち、置換条件となる値を指定します
3. 変換後
・置換後に出力したい値を指定します
4. 置換方法
用途に応じて、以下の4種類から選択できます。
完全一致
変換前に設定した値と、読み取った結果が 完全に一致 した場合に、
出力結果を「変換後」に設定した値へ置き換えます。
例
変換前:98271A
変換後:ZA-0002
読み取り結果が「98271A」の場合のみ
→ 「ZA-0002」に置き換え
部分一致
変換前に設定した値が、読み取った結果に 含まれている場合、
出力結果 全体 を「変換後」に設定した値へ置き換えます。
例
変換前:無
変換後:チェックなし
読み取り結果に「無」が含まれている場合
→ 出力結果を「チェックなし」に置き換え
部分置換
変換前に設定した値が、読み取った結果に 含まれている場合、
一致した 部分のみ を置き換えます。
例
変換前:(株)
変換後:株式会社
読み取り結果に「(株)」が含まれている場合
→ 出力結果の「(株)」を「株式会社」に置き換え
「(株)あさひ」の場合「株式会社あさひ」
正規表現
正規表現を使用し、条件に合致した部分を置き換えます。
以下のような用途で利用できます。
・括弧付き文字の削除
・数字フォーマットの補正
・特定パターンの名称変換
例
変換前:(C|D|O)
変換後:0
C,D,O(オー)を0(数字のゼロ)に置き換え
CSV取り込み
CSV取り込みを行うことで、置換設定を一括で追加できます。
件数が多い場合や、既存マスタを流用する場合に便利です。
CSVを取り込むと、既存の設定に 追加 されます。
置換設定の取り込みCSVのダウンロード
置換設定サンプルCSV
※ 置換設定列には「完全一致」「部分一致」「部分置換」「正規表現」のいずれかを設定してください。
手動での行追加・削除
行の追加
- 1行分の入力後に Enterキー を押すと、新しい行が追加されます
行の削除
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複数行を選択して「行削除」ボタンを押下
-
または Deleteキー を押すことで削除できます
設定の保存とキャンセル
設定の保存
設定内容を確定する場合は、「設定保存」をクリックしてください。
キャンセル方法
設定保存を行わずに画面を閉じた場合、変更内容は 保存されません。
以下のような場合に利用できます。
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誤って行を削除してしまった
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設定内容を元に戻したい
保存せずに画面を閉じ、再度置換設定画面を開くことで、以前の状態に戻ります。
その他
設定件数の上限
置換設定の 登録件数に上限はありません。
必要な数だけルールを追加して利用できます。