生成AI機能(生成AIオプション)とは

AISpectの生成AI機能は、OCRで読み取った帳票データやPDFの内容をもとに、
生成AIを使って、情報の抽出・整理・修正・変換を行う機能です。

従来のOCRでは対応が難しかった、

  • 帳票ごとにレイアウトが異なる書類

  • 定型項目が決まっていない文章形式の書類

  • 人の判断が必要だった表現の揺れや誤読の補正

といったケースでも、 自然言語(文章)による指示(プロンプト) を与えることで柔軟に処理できます。
生成AI機能では、主に以下のような使い方が可能です。

  • 帳票や文章から、指定した項目を自動で抽出する

  • OCR結果の誤読や表記ゆれをまとめて修正する

  • 自由記述欄の内容を要約・分類・整形する

  • 複数ファイルに対して、同じ指示を一括で実行する

利用シーンや処理量に応じて、 「プロンプト実行」「グループ実行」 を使い分けて利用できます。

標準版(生成AI機能)  

価格

生成AIオプション 月額10,000円/税別
生成AI Plusオプション 月額30,000円/税別

 

プロンプト実行

プロンプト実行は、画面上でプロンプト(AIへの指示文)を入力し、対象となるファイルを指定して実行します。
この際、生成AIは、OCR結果やPDF内のテキスト情報をもとに、プロンプトの内容に沿って情報の抽出や修正を行います。

プロンプトの記述方法は本ページのプロンプトの基本をご参照ください。
またプロンプトアドバイザー機能を用いて自動で作成することも可能です。

自動仕分けによる不要帳票の自動排除やExcel転記にも対応しており、読み取り後の業務カイゼンも可能です。
設定可能な詳細は詳細設定をご確認ください  

グループ実行

グループ実行ではグループ内のプロンプトのうち、どれを用いるかをAIが自動で判定し読み取りを行います。
FAXなどのように様々な書類が混在するケースで有効です。

詳細はグループ実行ページをご確認ください

※ グループ実行機能は生成AI Plusオプションが必要です

グループ実行  

プロンプトの基本

  1. 多段明細などレイアウトが複雑な帳票は正しく読み取りができない可能性があります
    できるだけシンプルな帳票から始めてください
     

  2. 一般的な帳票の場合、事前に何の帳票なのかを定義します
    この際、社内でしか通じない名前(例:B票、検A図)の場合は、どういった目的の帳票なのかをAIに教えます

    ・注文書から項目を抽出してください
    ・製品の出荷検査に使用する帳票です。指定した項目を抽出してください。

  3. 次にどの項目が欲しいのかを指示します
    先頭に#をつけることで見出しとなります

    # 項目
    ・日付
    ・取引先名
    ・品番
    ・金額
     

  4. 補足情報を追加します

    # 条件
    ・2025年4月以降のデータのみ出力してください
    ・日付は和暦を西暦に変換してください
     

  5. より正しい情報が欲しい場合はサンプルの出力結果を追加します

    # サンプル
    ・2025/04/01,株式会社ABC,ABC-0023,200000
     

  6. 結合すると以下のような形になります

    注文書から項目を抽出してください
    # 項目
    ・日付
    ・取引先名
    ・品番
    ・金額
    # 条件 ・2025年4月以降のデータのみ出力してください ・日付は和暦を西暦に変換してください
    # サンプル ・2025/04/01,株式会社ABC,ABC-0023,200000

     

よくある質問

Q. 取引先の名前ではなく自社の名前を読み取ってしまう
A. 条件に「{株式会社〇〇}は当社名のため、取引先名は異なる社名を読み取ってください」を記述してください

Q. 指定した項目ではない値を読み取ってしまう場合がある
A. 条件に項目位置や例題を記述してください
  例 「{項目名}は右上に記載されたNoです」「{項目名}の例AAA-000-bbb(英大文字3桁-数字3桁-英小文字3桁)」

Q. 列がずれる場合がある
A. 明細を含む帳票の場合は抽出方法を「明細を含むフォーマット」に変更してください。
  それ以外の帳票では、条件に「項目有無にかかわらず、必ず全ての項目を出力すること」を記述してください

Q. ヘッダーのみ出力したい
A. 項目に「{項目名}(空欄)」のように項目名の後ろにカッコ書き(空欄)を記述してください

Q. 固定値を出力したい
A. 項目に「{項目名}(A001を出力)」のように項目名の後ろにカッコ書き(出力したい値)を記述してください

Q. 手書きの1の読み取り精度が低い
A. AIが/やIなど異なる文字で読み取っている可能性があります
  「発注数の/とIは1に変換してください」のように記述してください
  同様のケースとして4をA、8をBと読む場合もあるため、適宜内容を変更してください
 

制限事項、注意事項

・ ご利用には標準版+生成AIオプションのお申し込みが必要です
・ 本機能は Microsoft Azure OpenAI(AOAI) を使用しています
・ AIへの学習は行われません
・ AOAIには1分間当たりの実行制限が設けられており、これを超えた場合は待機時間が発生します
・ AIが正しく判断できない場合があります
・ 生成AIの回答は一律にならない場合があります
・ 複数ページにまたがる情報は処理できません
・ プロンプトに関するサポートは月2件以上は有償となります

 

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